会えばわかるか…


けど…

どんな人だろう?



想像がつかないや。


けどパワフルな結衣さんについていける人だから…

相当スゴい人なんだな…



「あっまだいた。

あそこの2人見える?
結衣と一緒にいるのが結衣の彼氏」


私は海斗の後をついて行き今は大学の外にいる。


「あー本当だ…
結衣さんと居る人って…


えっ」


結衣さんと一緒に居たのは


「修矢さん?」


「そうだよ。

結衣の彼氏は修矢。
一時期は別れていたけどまたやり直したの」



そういえば春に1回会った時に修矢さん『彼女がいる』って言っていたな。


もしかしてあれって結衣さんの事だったんだ…






「そのこ2人、覗き見なんて趣味が悪いな」



あっ修矢さんに見つかっちゃった…



「いやぁーちょうど俺たちも帰るところだから」


「うそつけ、覗き見だろ?」


「違うし」


「まぁいいや。


そんな事より雛那チャン久し振り」


「お久し振りです」


「あー雛那ちゃんだ!
この後は海斗とお出かけ?」


「俺と雛那ちゃんはこれから出掛けるからもう行く。

雛那ちゃん行こうか」



海斗は手を握ってくれた。


そして優しい笑顔を向けてくれた。



「それじゃあ俺達はこれで…
じゃあな」





私達は結衣さん達と別れた。



まさか結衣さんの彼氏が修矢さんだなんて…



びっくりだ。