会えなくなれば
なるほど
気持ちは高鳴った…
でも、
会えない…
聞くべきではない
聞くべきではなかった…
でも自分には
為す術が
なかったから…
「父さん…俺、好きな人ができた、名前は…亜紀、真紀っていう妹もいて、二人だけで住んでるんだって」
「そうか…」
「父さん…子供いるよね?俺以外にも、亜紀は父さんの実の娘だよ」
「子供はお前だけだ」
「俺知ってるから…手紙読んだから、もうなくなったけど…」
「どっ、どうしてそれを…」
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