BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜

あたしは事務所のベルを鳴らした。



すぐに知らない男の人が出てきた。





「あの、弘さんに会いたいんですが」


「………どちらさまっすか?」





あたしたちふたりを上から下までなめ回すように見てから聞いてきた。






「上條雪乃と申します。今日、出所されたと聞いたんですが…」


「ちょっと待ってください」