「なっ・・・いきなり何するっ」
「証拠だっつったろうが。」
「そりゃそうだが・・・」
「は・・・。可愛いなお前。」

2人の表情は次第にほどけていく。

「な、今度の土日どっか行こうぜ。初デートで。」
「んん・・・じゃあ図書館に行くか。」
「映画!まずそこから!」

手を繋いでいる二人を見送ると、私はいつもどうり達成感に浸った。


死神さんと悪魔君、どうぞお幸せに。