「なんたることだ!」

ダン!とテーブルに手を叩きつける。





「このままでは教会は失墜する…。たかが魔女一人に…。嫌…。悪魔に。」





「やつにエクソシストを派遣する。皆良いか?」




赤い正装をした者達は次々杖を掲げる。





「神と聖霊の御名において…。」




十字架をきり解散した。



「頼むぞ…。アレクセイ。」





「はい。この十字架にかけて…。」





細いレイピアに蒼い十字架が胸からのぞく。灰色のフードを被り外へ出ていった。