ずっと怜くんを見てた。 それにとうとう気づいたのか 怜くんがあたしを見る。 月明かりのしたで そっと絡み合った二人の視線。 怜くんの目は澄んだ藍色で 吸い込まれそうになる。 体中すべてが怜くんに支配されて 身動きがとれない。 金縛りのように 瞬きひとつせず あたしたちは見詰め合っていた。