あたしたちはそのままいつも座る一番はしっこのベンチに腰掛けた。 怜くんがまた手をつないでくれてるのに あたしの涙はなぜかとまらない。 「なんか、飲み物買ってくる。」 そう言って手を離そうとする。 あたしは、ぎゅっと手をにぎって 離させなかった。 首を横にふる。 飲み物なんていいから ここにいて。 この手を離さないで。