春奈がだんだん、近づいてくる。




あぁ・・・・
苛つく。





春奈が目を閉じる。





あぁ・・・・
ムカつく。










すんでのところで、俺は春奈を引き剥がした。

「きゃ!!」




そして、そのまま壁に押し付ける。




びっくりして固まってる春奈。






「俺、相手からキスされんの嫌いなんだよね。」


「じゃ、じゃあ。
そっちからしてよ。」




「フッ・・・・。」




俺は「目閉じて。」と囁いた。