「だって、コノハ先輩は
"真吾くん"なのに

俺は"荒鈴先輩"っておかしいでしょ。」


「あ、あぁ・・・そう、だね?」



なんか、真吾くんって見た目と中身がけっこう逆かも。


ちょっと軽い気がする。





女慣れ、してそう。






こういう人、苦手かも。






あたしは、それからも

ぺらぺらと話す真吾くんに対して笑うことしかできなかった。