ジキルハイド症候群




昨日あれほど壊れた2-6の教室が1日で元通りになっていたのには驚いた。


2-6前で亜理砂と別れて、あたしは自分の教室に向かう。
蒼真達は、理数学科でこの学校は理数学科は四年生だから別の校舎にある。


別れ際に、昼休みのことを念押しされ、あたしが頷くまで動こうとしなかったので、あたしは確り頷いた。


教室に行くのは気が重い。
あまり好きじゃないからだと思う。
教室に入った途端に向けられる視線が嫌い。


「………今日も、一緒だったよね」

「やっぱり付き合ってるの?」

「コロコロ変わるよね」


軽蔑するような視線をあたしはシャットダウンする。
あたしの意思で変わる訳じゃないんだから。


机について頭を伏せる。
授業が始まるまであたしはずっと寝た振りをしていた。