年下彼氏




カツカツ…



パンをかじりながら学校に向かう私。




前方に何かが目に入った。





…あの二人誰かしら…?



私は前に歩いているし、相手二人も前に歩いてる。




後輩…?




んー気にしなくていいか。


カップルか何かかしらね。


女と男だし…。







先に二人は校門を曲がった。





あ、れ……?





曲がった時に横顔が……




横顔が見えたけど…あれは…


朝木君……?



すごい笑顔……。







なに…これ。




私っ……おかしい…。




モヤモヤする気持ちを押さえて、パンを無理矢理口にいれ教室へと向かった。