そこには、彼女と、 彼女の友達、そして同じクラスの 男子がいた。 「これで全員だね。行こっか」 彼女が歩き始める。 あぁ、やっぱり好きだな。 って、思う。 彼女と一緒にいられるだけで、 俺の胸は高鳴る。 うるさくて、うるさくて、 聞こえるんじゃないかってくらい。 「ここ、おいしいお店なんだ♪」 彼女が言う。 ・・・本当に素敵な店だった。 「行こう!」