ある日のことだった。

俺は、
いつものように学校へ行き、

いつものように授業を受け、

いつものように過ごしていた。

「ねぇ」

俺に話しかけてきた。

それは、彼女だった。

「何?」

やっぱり、無愛想に答えて
しまう。



「今日、空いてますかっ」



・・・。

世界が止まったようだった。


彼女が、俺を・・・