ローズは離れた場所にある客間まで小走りで向かった。 客間の扉のまでくると、後ろからついてきていたエンジェが軽く客間の扉を叩く――… コンコンッ 「ローズ様をお連れいたしました。」 扉の奥からジャスパーさんの声で 「どうぞ。」 『失礼します…お待たせしました。』 ローズが客間に入ると、向かい合って座っている、ジャスパーとジェイドがいた。