闇と光 〔上〕


さっきの会話を聞いていたのか時雨が立ち上がった。



「いいわ。1人で帰れる」



「姫なんだからダメだ」



一歩も譲らない時雨。



はぁ・・・。



・・・バカバカしくなってきた。