「鮎川秋歌。嫌いなら嫌いでもいいから」



それだけ。



嫌いなら嫌いでいい。



嘘笑いだけは大嫌い。



あの、あたしたちを捨てた化け物みたいなのよ。



「秋歌、部屋に入って」