「お前に答える必要はない」 秋は鋭い目で冬夜を睨む。 ・・・そうね。 その通り、教える必要なんてない。 「そっか。まぁ、そのうち教えてよ」 そう言って冬夜は朱色の髪の男、裕人を連れて教室を出て行った。 神崎冬夜・・・読めない男・・・。