ゴスロリ彼女のキスの味



「ごめん。今度から気をつけるよ」

 謝ってみたが、腹の中ではベェ~と舌を出していた。


 掃除のことくらいでガミガミ言われては、この先思いやられる。


 学級委員長という立場を利用してエラそうにしているだけだろう。


「今度サボったら朝に掃除させるからね」


 みんなが登校してくる中、みじめに一人で教室を掃除している自分の姿は惨めだ。


「はい、申し訳ありませんでした」

 “おまえにそんな権限あんのかよ!”と思いながらおれは頭を下げる。