三つ編みの長いおさげ髪、真っ赤な細身のフレームのメガネに潜む奥二重でおれを睨み、その上にある細い眉がピクピク動いている。 何をそんなに怒っているんだ? さっぱり理由がわからず、おれはただ呆然と立ち尽くすのみ。 「こっちで話しましょう」 強引に腕を引っ張られ、おれは持っていたジャージを落とす。 「ちょっと待てよ」というおれの声は届かず、倉吉はグイグイ渡り廊下を突き進み、各部活の獲得した賞状やトロフィーが展示してあるスペースへ連れ込まれた。 そして、奥の丸くて大きな柱の陰に身を隠す。