おれの唯一の生き甲斐は光。 助けてあげたい!守ってあげたい!というかけがえのない相手が現れたとき、温かい光がおれを支配してくれた。 蜜姫零はまさにおれの光だった。 高校生になってようやく固有名詞の付くものを好きになった気がする。 恋?愛?恋愛?! 零に芽生えた感情を表現しようとすると、形のないものになってしまう。 形のないものを頼りに零を好きになっちゃいけなかったのだろうか? いまさら反省しても遅いのかもしれない。