ゴスロリ彼女のキスの味



 どうか、これまでのことが芝居でありますように……。


 追いかけてくるゼロの顔を確認したくて、走りながら振り向く。


 ゼロの目は殺意に燃え、冷めていなかった。


「あっ……」

 後ろを向きながらの走法に無理が祟り、おれは石に躓いて地面に顔を擦る。


「まずはキスで緊張を解してあげる」

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 ゴスロリ禁止法施行……01分後~北郷小学校の無駄なくらい広いグラウンドにて~

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