「だから……なんだ……よ」 もっと強い口調で拒否すべきなのに、男としての本能が邪魔をするのか強く出れない。 「ねぇ~てばぁ~」 さらに性的な要素を感じる甘い声に変わり、おれの膝の上に手のひらをのせた。 「おまえは、な、なにが目的なんだ?」 「目的?」 倉吉は“何も知らないよ”という少女のような顔で首を傾げたが、それとは対称的に手のひらはおれの太腿を擦って挑発的な行為を続けている。 「そうだよ、目的だよ」 「そんなの決まってるじゃない」