いつもみたいに他愛もない話しをしていると、雪が降ってきた。 「優斗!!雪だよ、雪っ!!!」 気が付けば、雪が大好きになっていた。 「本当だ。そういえば天気予報で雪って言ってたっけ」 「ねぇ、雪積もったら、雪だるま作ろ?」 「積もったらな」 「絶対に積もるよっ!」 「じゃぁ、積もるまで何処か行こっか」 「うんっ!」