「ふーん・・・ チビな女子・・・か」 ただいま昼休み。 俺らはうるさい女子からこっそり抜け出し、屋上に寝転んでいる。 俺は剛志に朝のことを話した。 愚痴まじりで。 パンをかじりながら、空を見る。 「あ!! あのコじゃね?」 剛志はバッと起き上がり、 「あの子、あの子・・・」 を連呼する。 そんなんじゃ誰も分かんねぇだろ。 俺は呆れながら剛志を見上げる。