昨日、蓮と龍の様子がおかしかった。 まるであたしを真田くんに近づけないように。 「唯」 「はい・・?」 なーんて考え事してたら、後ろから声をかけられた。 「あ、蓮・・ おはよ」 「ああ・・・ 行くぞ」 「えっ?」 蓮があたしの腕を引っ張った。 真田くんを置いて。