…決めた。
椎名の中で1つの答えが出た。
椎名 純一
『…よし、先程の現場に戻ろう。
如月 卯月
『さすが椎名さん!!じゃあ今すぐ戻りましょう。
二人は再び暗闇の外に向かって足を出した。
先程のように襲われないように現場まで二人は走った。
現場に戻ると謎の一団が集まっていた。
封花隊に見守られながら神社の巫女が着るような神秘的な集団が何かを囲んでいた。
椎名 純一
『…何をやってるんだ?
如月 卯月
『近づいてみましょう。
身を伏せて二人が集団に近づくと後ろから怒号が響いた。
封花隊の人間F
『貴様ら!!そこで何をしている!!
後ろから来た封花隊の人間に見つかった。
その声に気づき、他の封花隊の人間と集団に気づかれた。
如月 卯月
『…やば!!
続々と封花隊の人間が集まった。
封花隊の人間G
『鼠が…なんの用で来た?まさか興味本意などとは言わないだろうな?
封花隊の人間H
『ただでは済まないわよ…事の経由を洗いざらい吐いてもらう。
封花隊の人間は明らかな敵意を見せてくる。しかし、その時に集団から声が聞こえた。
???
『待て、そいつらは被害者だ。儀式を見る権利はある…問題は無いはずだ。