椎名 純一
『止まれ!!止まらないと撃つぞ!!
拳銃を少女に向ける。
一だが血まみれ少女は全く止まる気も無いようだ。
血まみれの少女
『ひゃっハハハハ!!!!
椎名 純一
『くそ…本当に理性が無いのか!!
拳銃を向けられて怯まない人間はいない。だが理性がなければ全く関係ない。
椎名が思考してる内に少女はもの凄いスピードで雑木林を駆け降りる。
椎名 純一
『…狙いが定まらない…!!
血まみれの少女と椎名の距離は徐々に近くなり、気づいた時には目の前にいた。
血まみれの少女
「つぃぃかまェェたぁ!!!!!
少女は物凄い力で椎名の腹部を強打した。あまりにも強い力で椎名は地面に叩き落とされた。
椎名 純一
『ぐわぁ!!!!
地面に叩き落とされた痛みと腹部を強打された痛みがいっしょに来た。
血まみれの少女
『ウフヘヘ…ぎょ…うはついでル…ふた…二人モ見つげたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
少女が椎名を押さえ付ける。少女には思えないほどの力だった。
椎名 純一
『は…離せ!!
血まみれの少女
『はァ…ハア…いい臭イだぁ!!!!たまラナいなぁ!!
少女は椎名の顔に目を近づけた。
血まみれの少女
『にお…イが…こんな…にぃ…いいナラバ!!中身はぁぁ!!もっとイイはずだぁぁ!!
貪欲に満ちた少女の口が椎名に近づく。

