この建物は4階まであり、キャプテンは全ての部屋を確かめた。
2階は居ない。3階にも居ない。4階も居なかった。
一体どこに居るのだと溜め息をついたとき
ダーンッ!!!
銃声が聞こえた。
階段の窓から顔を出すと、下のほうで人々の騒ぐ声が聞こえる。
「ひ・・・人が・・・!」
「胸を撃たれてる・・・銃殺か・・・!?」
「キャアアッ!」
見てみると、道端で左胸から血を流して倒れている男が目に入った。
銃殺か。キャプテンの最初のリアクションがそれだった。
ケイラの事もあって人が死ぬのを見ることに慣れてしまったのだろうか。
そう思うと、不意に屋上が目に入る。
まさかと思うが、行って見る価値はある。
そう判断したキャプテンは、急いで屋上に向かった。
屋上は屋根が無く、その割に風があまり吹かないところだった。
「ドコにおるんやろ・・・。」
辺りを見回すと、一人だけうつ伏せになって下を向いている少女が目に入った。
「あ、シュンリちゃん!」
手を振って駆け寄ると、シュンリもこちらをむく。しかし、何故かシュンリはそこで青ざめた。慌てて後ろに何か隠す。
「?」
疑問に思ってシュンリが後ろに隠した物を見ると、それは・・・・
長距離用のライフルガンだった。
「・・・・・」
キャプテンはそれを見て言葉を失った。
(あっれーーーーッ!?)


