漫画喫茶に行くまでにはそうも時間はかからなかった。
自転車で行って5分程しかかからない。
漫画喫茶に入ると、あまり人がいない。
いてもすぐに出て行ってしまった。
いつもこんな感じなのだろうかと思うが、キャプテンからすれば、パソコンが使えて便利だ。
沢山の漫画が図書館のように並んでいる。
「さーて・・・どれから読むかな?」
舌なめずりしながら進もうとすると、ドムッと何かが自動ドアに挟まる音。
「キャッ」
みると、自動ドアに少女が挟まっている。
こんな所冷静に見ていられる分けも無く、それを見たキャプテンが白目を剥いた。
「ドヒーーッ!!」
少女はケガはしていないようだが、ドアに挟まれたままだ。
急いでキャプテンは自動ドアの前に立つ。
ドアが開くと、少女はよたよたと中に入る。
「危ねー・・・大丈夫やった?」
「・・・はい。」
どこかで聞き覚えのある声。
少女は紺色のニット帽をかぶり、浅黒い肌がかげって見える。
寝癖ではねたような背中まである漆黒の髪。
黒い服にジーンズのミニスカートを履いていた。
腰バックの白色がとても似合っていた。


