エリカはまだ学校に着いていないのだろうか。
そう思ったキャプテンは、エリカに電話しようと思った。
電話番号を携帯に打って、発信する。
プルルル・・・ピッ
相手が出た。エリカだと思ったキャプテンは、高テンションで話しかける。
「エリカちゃーん!?」
「・・・ダレ?」
出たのはエリカではなく、少女の声。
「・・・あれ?エリカちゃんじゃない?」
「・・・早口ノ日本語・・・分カリマセン。モットユックリ、オ願イシマス。アト、オ名前モ。」
外国人なのだろうか、日本語ではあるが片言になっている。
しかし、間違い電話相手に名前を聞くことなんてあるのか、キャプテンは苦笑しながら言葉を区切って電話相手に話す。
「うちは、キャプテン。間違い電話で、かけてまいました。」
「・・・?」
どうやらこれでも分からない言葉があるらしく、沈黙が続いた。
すると、今度は向こうから話しかけて来る。
「コチラノ言葉デ、喋ッテモイイデスカ?」
「はぁ・・・どうぞ。」


