楽しい時間はあっという間に過ぎ、気付けばもう12時。
「げっ、もうこんな時間」
「行ってまうの?」
「うん。楽しかった!今度の夏休み、また遊ぼ!」
「おぅよ!」
カッコよくグッドマークを決めるが、エリカがいなくなるとすぐに迫力が無くなったかのように机にもたれかかる。
「うう・・・暇・・・」
今日は得にする事も無く、メールアドレスはエリカ以外は岐阜にいる。
すると、ふとケイラのアドレスが目に入る。
あの時・・・シャケを届けた時に彼の携帯とこっそりアドレス交換させておいたのだった。キャプテンの中では、既にケイラは友達にインプットされていた。
「電話してみよっと。」
プルルル・・・ピッ、と言う音がして、ケイラの声がする。
「誰だよ」
「こんちは~」
「!キャプテン?何で電話が・・・!・・・まさかお前・・・」
「ソーリー。シャケの時に勝手にアドレス交換させてもらいましたわ。」
「っ・・・てめぇ、スリやがったな。」
「すらせて頂きました~」
「・・・・・・」
どうやら、予想外にも相手を怒らせてしまったようで、さすがにキャプテンも焦りだした。


