すると、返ってきたのはいつもの元気な声と活気のある返事で。

「ホントに?いいの?」
「え?その返事って事は、オーケー?」
「勿論勿論、絶対行く!どこで待てばいい?」
「ああ・・・それなら、その会場の神社で待っててくれ。」
「オッケー!ダイジョブダイジョブ!待っとるね!」
「あ・・・あぁ」

オーケーの返事が期待道理に返ってくると思わなかったので、つい歓喜で声のトーンが上がってしまう。

電話が切れると、俺は自分でも子供じみていると思うくらいに飛び上がって喜んだ。

実際、こんなに呑気にしていていいのだろうかと思うが、どうしても隠せない湧き上がる感情を、理性では押さえ込めなかった。

つい跳びすぎてしまい、天井に頭をぶつけてしまうくらい、俺にとっては嬉しい事だったようだ。俺のことなのに。