横を見ると、ケイラが険しい顔つきでナイフを握っている。 (まさかあいつら・・・ケイラを探しとるんか?) 何となくありえそうな気がした。 そう思うと、キャプテンはケイラの腕を掴み、自分の部屋に連れて行った。 理由は・・・こんな所で血祭りを上げられては、ある意味で近所迷惑だ。