「美嘉那さん!!」 名前を呼んだ。 美嘉那さんは俺の方を振り返ってくれた。 「夢斗くん?」 「はい!! 昨日は治療ありがとうございます」 俺は傷を触りながらお礼を言った。 美)「そのくらい大丈夫だよ 傷とか体のケガはもう平気なの?」 「なんとか… で!!本題に入らせていただきます。 昨日は哉夢がすいませんペコリ」 美)「いやいやなんで夢斗くんが謝るの? こういうのは本人が言わなきゃダメだよ」 それはそうだよな… 美嘉那さんの言ってることはごもっともだ。