鈍感娘と7人のイケメンたち


キキキキー。

私たちの目の前に車が止まった。


この車はもしかして…



「美嘉那
久しぶり」

車の中から聞こえた。

「お母さん!?」

やっぱりね。


母)「手を繋いでるイケメンはだぁれ?」

夢)「失礼しました。
俺は夏野夢斗といいます。
世界No.1財閥のニルスグループ社長さんですよね?
俺の親は蓮見病院の理事長なんです。」

知らなかったぁ…


母)「お世話になってるわぁ
それより美嘉那と夢斗くんちょっと車に乗ってもらえる?」

「学校が…」

母)「大丈夫
今、波瑠に連絡入れたから
夢斗くんも連絡入れといたから」

「早っっ」

自分のことになると早いんだから…

夢)「俺は大丈夫です」
私たちは車に乗った。