キキキキー。
私たちの目の前に車が止まった。
この車はもしかして…
「美嘉那
久しぶり」
車の中から聞こえた。
「お母さん!?」
やっぱりね。
母)「手を繋いでるイケメンはだぁれ?」
夢)「失礼しました。
俺は夏野夢斗といいます。
世界No.1財閥のニルスグループ社長さんですよね?
俺の親は蓮見病院の理事長なんです。」
知らなかったぁ…
母)「お世話になってるわぁ
それより美嘉那と夢斗くんちょっと車に乗ってもらえる?」
「学校が…」
母)「大丈夫
今、波瑠に連絡入れたから
夢斗くんも連絡入れといたから」
「早っっ」
自分のことになると早いんだから…
夢)「俺は大丈夫です」
私たちは車に乗った。

