そう。 自分でも、そう思うもん。 気持ち悪い。 確信した瞬間 頬になにかが伝った感触。 「え?若菜。 どうしたの?」 「え?」 あわててそれをぬぐいとった。 こんなこと、いえない。 お兄ちゃんが好きだ、なんて。 口が裂けてもいえない。 「な、なんでもない。 あくび!!」 「え?あ、そうなの。 でも、よかったねぇ。 若菜にもついに、好きな人ができたんだ!!」 「あ、そうだね。」 わざと明るく振舞った。