華と月

その答えに、葵の頭の中が真っ白になる。

「え…嘘よ!」

葵は、混乱していた。

う…嘘
嘘でしょう…
ねぇ嘘だと言って…

金髪の女性が、また葵に話かけた。

「とりあえず、ここじゃなんだから場所を移しましょうか」

その言葉に、かろうじて頷く。

「彼女、大丈夫かしら…」

レイラは、アゲハに話かけるがアゲハから返事がない。

3人は、動き出す。