華と月

葵の着替えが終わると、
柊のほうを見た。

柊のほうは、とっくに着替えていて「行こうか」と葵の手を取る。

葵も立ち上がり、改めて部屋を見渡すと部屋の広さに驚く。

モノトーンのインテリアで揃えられている部屋は、柊のセンスの良さが伺える。

昨日は、気付かなかったわ…

よく見ると、ソファーも
ダブルベッド分くらいの大きさだった。

「どうかしたか?」と、柊は首を傾げていると

「ううん、何でもない… 」
葵は、そう答えた。

そして二人は、部屋を出て客室へと向かう。