華と月

侍女が出て行った後、柊は、葵のほうを向き
「着替えさせてやろう」
そう言った。

葵は、慌てて立ち上がり
柊のもとへ駆け寄る。

すると、柊は葵を抱き上げそっとソファーに座らせた。


葵の横に自分も座り、
「慌てるな」と言い

そして、テーブルの上にあったコーヒーを手に取り飲むと葵がじっと見ている事に気付く。

「なんだ?やっぱり手伝って欲しいのか?」と柊が聞くと、葵は頬を染め後ろを向いた。