華と月

侍女は、双子たちに感心しながらホッとため息をつく。

さぁ、ここからよ

「さっ、これに着替えてください」と侍女が持つ夜着を見ると、さすがの葵も狼狽えた。 

「きゃあ~そそそそ、そんなの着れません!!」

そう言って、逃げようとする葵に双子の侍女たちは…

葵の端と端をキープした。
「逃げようったってそうはいけませんよっ♪」
「ふふふっ♪」

ナイス!と侍女は、心の中でガッツポーズをした。
「さぁ、観念して着てくださいな」と侍女もにんまりと笑う。
その様子を見た葵は「ひぃっ…」と小さく悲鳴をあげた。
あら、いけない。

3人の悪魔に逆らう事をやめた葵は、大人しく着せ替え人形になった。