華と月

その言葉を聞いた柊は、一瞬険しい顔をした。

「どうかしたんですか?」
葵が不安になり尋ねると
柊は、真剣な顔になる。
「いや…なんでもない
って事はないな…
マラッカでは、今地震が起きている」

「え!地震…」

葵は、驚き柊はこくりと頷く。

「あぁ、地震だ
大きな揺れは今のところないが、それでも小さな揺れは頻繁に起きている
行くなら、用心しないとな」

柊の言葉に、葵は頷いた。

「それと、アオイには俺が…いや皆がついてるだろう?不安な時は不安って、素直に言えよ
な?」

柊の言葉に、また葵は頷いた。
「よしっ!」
柊は、満足に微笑んだ。