華と月

「何しに来た?って、そりゃ様子を見に来たのよ」

ふふふ、と笑って話す。

「別に…見たらわかるだろう?」
ハヤトの手元のグラスの中の氷が
カラン、と音が鳴り
ハヤトは、また一口飲む。

「進展なし…ね、ところでアオイは?」

「寝てるだろう」

「気にならない?」

「気にならないね、俺の目的はただ一つ…」

《センティ姫を探す事》

二人の声が重なった。