華と月

町長宅を出た二人。

ラキアの家へと向かっていた。

あれから、ハヤトさんは一言もしゃべっていない。
やっぱり、ハヤトさんは
偉い人物の人なのかしら
…?

名前を間違われただけで、あんなに怒る人はいない…
何か私に、言えない事?
でも、それを教えないって事は知って欲しくない事…

人には、知って欲しくない事あるけど…でも…

そんな事考えながら、
葵はハヤトの背中を見ていた。

すると、ハヤトは立ち止まり葵の方へ向く。

「着いた、ここだ」
葵に目配せすると
ハヤトは、ドアをノックした。