結局無理矢理香織に引っ張られ、カラオケボックスの一番大きい部屋に連れ込まれる。
多分、クラスメイトの誰かが貸し切ったのだろう。金持ちのすることだ。
「やほーう!」
「お!香織ちゃん来たねー!…と、花巻さんも。」
ほら、予想通り。引き攣った男子の顔が笑える。
そんなに私が来ちゃ悪いか。邪魔はしないっつうの。
とは言えず、私は俯いて一番端っこに座った。
見渡すと、本当にクラスのお坊ちゃまお嬢様ばっかり。
……と思っていたけど、私と同じ、いや、それ以下の人間がいる。
多分、クラスメイトの誰かが貸し切ったのだろう。金持ちのすることだ。
「やほーう!」
「お!香織ちゃん来たねー!…と、花巻さんも。」
ほら、予想通り。引き攣った男子の顔が笑える。
そんなに私が来ちゃ悪いか。邪魔はしないっつうの。
とは言えず、私は俯いて一番端っこに座った。
見渡すと、本当にクラスのお坊ちゃまお嬢様ばっかり。
……と思っていたけど、私と同じ、いや、それ以下の人間がいる。



