「ちょっ!!ダメだってば!!空……ゃ…」



首筋にキスされて無意識のうちに声が漏れる。



「ん?また感じちゃった?桜エッチだな♪」



空は楽しそうに私に触れる


「もうっ!!いいかげんに…」


「桜」



いきなり真面目な声で名前を呼ばれてびっくりした。


「ど、どうしたの?」



私は戸惑い気味に聞く。



「実は俺…城の見習い剣士の試験に受かったんだ!!」


「えっ…」



私は起き上がった。