青い空のしたで




佳澄の姿を目で送ると、
沙耶と向き合った





さっきまで
言い争いをしていたわけだし
少しきまずい。





「…菜月…ごめんね。」




ポツリと
言った。





「…ごめんね、あたしこそ。」