あたしは迷わず沙耶のとなりに座った。



重い沈黙が続いた



意外にも先に口を開いたのは
沙耶だった。



「なんで、来たの?」



沙耶は顔をうつ伏せたまま
そう聞いてきた。



泣いているのかもしれない。



ううん、泣いてる。