一方その頃、


ラルフ達がいる先発隊の残存部隊に、


第二連隊及び補給部隊が合流していた。


「医療班は怪我人の手当にあたれ!」


補給連隊の隊長であるマイケルの指示により、


すぐさま医療班によるけが人の手当が施され、


第二連隊の指揮官であるドーソンはジャックを呼び出す。


ドーソンの前に現れると一度敬礼をし用件を尋ねるジャック。


「何か私にご用でしょうか…」


「済まないが君達ジャック小隊で見張りに立ってくれないか!」


「了解しました!」


ジャック小隊の兵士十一人を見張りにたて、


その他の兵士に食事を命じる。


「手のあいている者は今のうちに食事を摂っておけ!」


各々持っていた携帯食を口にする兵士達。