最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「手袋、ハズせって。直接手ぇ握らせて」


「ヤダ。カイトの握り方、なんかやらしーから」


「オレがいつそんなコトしたんだぁ?」


手袋を取って手を差し出すと、手首を握られた。


「ほら、手首握ったりするじゃない~。サワサワ……イヤっ!ヘンタイ!!」


「ヘンタイ……って、それシャレになんねーからな。やめてくれ」


カイト、なんかヘコんでるし。


私、こうやってカイトをからかうのが楽しいんだよね。


カイトは大人だけど、すごく年が近く感じる。


芸能人だなんてコト、会ってる間はホントに忘れてしまってる。


「あっ、こーんな所に。なんかあっけど。コレ、美衣の?」


「違うよ。……えっ?」