最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「遅い!」


……えっ?


「……ウソ、どうしてココに?」


目の前にいるのは……カイト!?


「店長に21時までにバイト終わらせろつってたのに、なんで今頃出てくんだぁ?」


「だって今日はクリスマスだよ?忙しいからなかなか終われなくって……」


「……ずっと待ってたんだけど?」


不満そうな顔でカイトが私に手を突き出してくる。


その手を握ったら、すごく冷えててビックリした。


「冷たいっ!」


パッと離すと、ギューッとコートの上から抱きしめられた。


「あっためて……」


「イヤだぁ~、ムリムリ!! 凍っちゃう」


カイトが私にピタッと頬をくっつけてくるけど、これまた氷のように冷たい。